アトピー性皮膚炎
- 【アトピー性皮膚炎とは】
赤ちゃんや幼児に多い、かゆみを持つ湿疹で、長く続くのが特徴。
子供によって湿疹の出かたや程度は違うが、赤ちゃんは顔や頭に赤くじくじくした湿疹、幼児はひじやひざの内側にごわごわした湿疹が出る傾向がある。
有病率は5歳までの子供の20〜30%(厚生労働省調べ)
アトピー性皮膚炎を持つ赤ちゃんや子供は、アト
ピー要因を持っていることが多いので、スキンケア
だけでなく、環境整備など総合的なケアが大切。- 【アトピー性皮膚炎の原因】
アトピー要因
アトピー性皮膚炎を持つ子供の親兄弟を調べる
と、アレルギー疾患を持っていることが多い。ま
た、血液検査からもアレルギー反応を起こしや
すいことがわかる。皮膚のバリアが弱い
汗、汚れ、細菌感染
ダニ、ほこり、ハウスダスト
- 【アトピー性皮膚炎の症状】
じくじくした湿疹(赤ちゃんのころ)
ひじの内側やひざの裏側がごわごわして、時には血が混じる(幼児期)
耳切れ
引っかき傷
黄色い膿を持つ湿疹
目の周りをひっかく
- 【アトピー性皮膚炎の治療】
スキンケア
ステロイドなどの塗り薬
ステロイド剤塗り薬
ステロイド剤は炎症を抑える作用が強く、よく効く。
ステロイド剤を使うとかゆみがなくなるので、引っかかなくなり治りが早くなる。
ステロイド剤は使い出すと止められなくなる、免疫が落ちる、副作用があるなど誤解されがちだが、塗り薬で体内に吸収される量はわずかなので、きちんと使ってる限り副作用の心配はない。
副作用を恐れて、使っては止めて、という使用方法はかえって長期間使い続けることになりがちで、皮膚が黒ずんだり悪化するので、医師の指導の下、使用法を守る。
塗り方は、皮膚にすり込むのではなく、皮膚の上にもう一枚薄い膜を作るような感じで。
保湿剤
皮膚のバリアを補うために使う。
症状の軽い子なら、保湿剤だけで間に合うことも。
抗アレルギー薬(飲み薬)
かゆみがあって引っかくと、アトピー性皮膚炎は悪化する。
治療のはじめ一週間は、かゆみを抑えるために抗アレルギー薬を飲むことがある。
