病気・障害別 50音インデックスはこちらから

難聴

難聴とは】

耳の聞こえが悪い病気で、聞こえにくさの程度や原因はさまざま。

伝音難聴は、外耳から中耳までの音を伝える道筋のどこかに障害のある難聴で、手術などの治療法がある。

感音難聴は、音を感じる蝸牛から脳までの間に何らかの問題があるもので、急性のもの以外は根本的な治療法はない。先天性難聴の多くはこのタイプ。

両方の耳が高度の感音難聴の場合は、放置す
ると赤ちゃんは言葉を身につけられない。早く発
見して、治療や訓練を始め、言葉の発達を促す。

難聴の原因】

先天性難聴の赤ちゃんは、1000人に一人の割
合で生まれ、そのうちの半数は遺伝性といわれ
ている。難聴に関係する遺伝子は100個以上あ
ると考えられている。耳の形態異常があるとき
は、聴力の検査をすること。

先天性風疹症候群など、胎児のウイルス感染も原因になる。

後天性難聴の多くは、中耳炎やおたふく風邪髄膜炎などの後遺症によるもの。

難聴の症状】

大きな音や声に反応しない、言葉が出ないなど、日常生活の様子である程度わかる。言葉の発達は個人差が大きいが、1歳半を過ぎても言葉がまったく出ない場合は難聴の可能性がある。

音に対する反応があって、耳の聞こえは悪くないのに、話しかけに無関心な場合は、自閉症知的障害(精神障害)が原因になっていることもある。

難聴が中等度から軽度の場合、また片方にだけ難聴がある場合は、周囲は気づきにくい。

難聴の検査・診断】

OAE(耳音響反射)、ABR(聴性脳幹反応検査)、BOA(聴性行動反応聴力検査)など。検査できる施設が限られている場合もあるので、かかりつけ医に相談する。

難聴レベルは以下の通り。

高度難聴(90dB以上)

低月齢のときから大きな物音にも反応がない。1歳半を過ぎても言葉が出ない。

中度難聴(40dB〜70dB)

人が呼びかける声に反応しない、ガラガラを鳴らしても音のするほうを見ないなど、音に対する反応が見られない。言葉が出るのが遅い傾向にある。

軽度難聴(40dB未満)

後ろから呼びかけたときに振り向かない、テレビの音を大きくする、話しかけると聞き返すことが多いなど、小さい音が聞こえにくい様子がある。

難聴の治療・お世話】

中耳の奇形などに対する手術、補聴器をつけての聴覚訓練。

ただし、一方の耳が普通に聞こえている場合は日常生活に支障がないので、治療や訓練する必要はない。

【耳鼻咽喉科を受診する病気(50音順)】
外耳炎  急性中耳炎  難聴

▲ページトップへ