子供の体重の70パーセントは水分で、細胞の中や周囲、血管内にある。体内の水分や塩分(電解質)が足りなくなった状態が脱水症。
たとえば体重10キログラムの子供で500グラム減
少した場合のように、体重の5パーセント以上の水
分がなくなれば全身症状がみられ、10パーセント
以上になれば、腎臓をはじめ、全身に強い影響を
与えて生命にかかわる。
ウイルス感染性下痢症のときは下痢で水分や消
化液の塩分が失われるだけでなく、嘔吐でも水分
が失われて脱水症に陥りやすい。
水分を与えると、吐いたり下痢をする場合もあるが、
吐いても仕方ないと考え、水分を与え続けて脱水症を予防する。大量に与えるのでなく、一度に小さじ1杯ずつに分けて与えるのも効果的(1〜5分ごとに)。
元気がない、おしっこが少ない、涙が出ない、口の中が乾燥するといった脱水症状があれば、一刻も早く医師の診察を受けることが大切(特に年齢が低い場合、医者に行くか躊躇している間に体調が急変することがあるので注意する)。